新日ストロングスタイル最強神話

 観戦だけでわかったような気になっている一部のプロレスファン、 
いやプロレスファンもどきが、ショー的要素だけを強調した発言をする
のをよく見かける。では聞こう。

 君は、昔の新日の道場神話を知らないのか? 
 高田のいう猪木−藤原ラインを知らないのか? 
 ブラジルの柔術家のイワン・ゴメスをボコボコにしたことがある 
柔道王ルスカが、猪木と対戦前、当時若手の藤原にスパーリングで 
子供扱いされたことを知らないのか?

 アマレス出身者は、新日に入門しても、スパーリングでカモにされて
いたことを知らないのか? アマレス出身者は、関節技が出来ないこと
ぐらいわからないのか?

 藤原や小川はもちろんのこと、プロレスを批判していたあの佐山が 
猪木のテクニックを絶賛していることを知らないのか?
 小川は関節技を猪木から習ったことぐらいわからないのか?
 柔道の関節技は腕のみだということがわからないのか?

 最近では、桜庭が猪木の教えを受け、桜庭が猪木の首を絞めて、 
落としていいと言われたのに落とせず、逆に猪木が絞めると、あっと 
いう間にギブアップしたということを知らないのか?

 そして、アマレスの基本的な技術や、関節技などのグラウンド
テクニックがしっかりしていて、その強さを試合で表現してこそ、
ストロングスタイルであり、その最強神話を誇示することができる。

 しかし、残念ながらその最強神話は現在のところ、単なる幻想と
化してしまっている。
 現在の新日はショー的要素が強く、見せかけだけの強さになって
しまい、その試合は説得力を欠いてしまっている。
 新日のレスラーやファンは、早く目を覚まさなければならない!

 そして、ストロングスタイルを復活させ、プロレスの威信を回復
させるべく、猪木の遺伝子を引き継ぐ小川や藤田らが立ちあがったの
である。

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