レーティング規定

「R」とは、レーティング(rating)の略です。
「R数値」で、レーティングの値を表します。

3勝以上で正式なRとし、2勝以下を仮Rとし、以下のように表記します。
「仮2・R数値」−−2勝
「仮1・R数値」−−1勝
「仮0・R数値」−−0勝(未勝利)

スタートのRを選手のその時点の実力に関係なく、2000とします。
つまり、初参戦での表記は「仮0・R2000」となります。
これにより、全選手のRの平均値は必ず2000になります。

勝てば、相手とのR差に応じて、変化Rが加算されます。
強い相手に勝てば、変化Rは大きく、Rは多く上昇します。
弱い相手に勝てば、変化Rは小さく、Rは少し上昇します。

負ければ、相手とのR差に応じて、変化Rが減算されます。
強い相手に負ければ、変化Rは小さく、Rは少し下降します。
弱い相手に負ければ、変化Rは大きく、Rは多く下降します。

変化Rを以下の式によって、算出します。

変化R=50−R差・10/100(小数点以下切り上げ)
R差=(勝利者R−敗北者R)

変化R基準値を50とします。
つまり、Rが同じ場合(R差が0の場合)、変化Rは50となります。
小数点以下切り上げのため、R差が10未満の場合も、
変化Rは50となります。

R差には符号があります。
上位が勝てば、符号はプラスとなり、変化R基準値50から
R差の絶対値が減算され、変化Rが決まります。
下位が勝てば、符号はマイナスとなり、変化R基準値50に
R差の絶対値が加算され、変化Rが決まります。
(R差の10%が、変化R基準値50から減算される。)

判定ありドローの場合、
変化R=R差・10/100
とし、上位のRから減算し、下位のRに加算します。
(現在のPRIDEはマストシステムなので生じない。)

(例)上位(R2100)VS下位(仮0・R2000)で、下位が勝った場合
R差=2000−2100=−100
変化R=50+10=60

新しい上位R=2100−60=2040 R2040
新しい下位R=2000+60=2060 仮1・R2060

(参考)
R差      上位勝利 下位勝利 引分(判定ありの場合)
000〜009 50   50   00
010〜019 49   51   01
020〜029 48   52   02
030〜039 47   53   03
040〜049 46   54   04
050〜059 45   55   05
060〜069 44   56   06
070〜079 43   57   07
080〜089 42   58   08
090〜099 41   59   09

100〜109 40   60   10
200〜209 30   70   20
300〜309 20   80   30
400〜409 10   90   40

490〜499 01   99   49
500以上   00   100   50