Mr.Σ的プロレス・格闘技ブラック法則辞典
                     2001年3月3日版

(注意)以下の法則には、必ず「私の曲解」が入っています。(笑)
    その点を充分に了解して、注意して読みましょう。

− 目次 −

1 プロレス編

2 格闘技編

3 総合格闘技編

4 K−1編

5 情報編

 
1 プロレス編

・ショーマンスタイルの逆理
1.シュートは、アングルよりも奇なり。
2.ギミックは、ナチュラルには決して勝てない。

・ヒールの真実
1.ヒールは、暗黙のルールに忠実な善人である。
2.真のヒールは、暗黙のルールを破る強者である。
3.ベビーフェイスは、体制に逆らえない偽善者である。
4.相手と状況によって、1〜3のいずれにもなれる者が真の善人である。

・1勝1敗の読み
1.実力が互角なら、50%の確率で1勝1敗になる。
2.残りの50%は、ヤオ論者からは無視される。
3.ヤオかどうかに関係なく、1勝1敗はヤオ疑惑の対象である。

・真っ向勝負の定義
 真っ向勝負とは、技術のない我慢比べのことである。

・八百長の定義
 八百長が公になれば、プロレスの場合はワークになり、マニアの常識と化す。
 よって、八百長は決してばれない。
(ばれたらそれは八百長ではなく、マニアにとっての暗黙の了解である。)

・ワークの定義
 ワークとは、観客相手のシュートである。

・アントニオ猪木の人生論の逆理
1.元気があれば何でもできる。
2.元気があれば子供ができる。
3.元気があっても離婚はできない。
4.元気があれば落ち込むことはできない。

・アントニオ猪木のプロレス人生論
 人気があれば何でもできる。

・アントニオ猪木の人生論2
1.馬鹿になれ。
2.馬鹿は馬鹿になれない。
3.いったん天才になれ。

・アントニオ猪木の人生論2の応用
 橋本は馬鹿にはなれないが、小川は馬鹿になれる。

・現実的猪木イズム
1.いつ何時誰の挑戦でも受ける。
2.トイレに入っている時は遠慮してくれ。
3.大怪我で入院している時は戦えない。
4.知名度がないとダメ。
5.事前にマスコミを使い、煽っておくこと。
6.挑戦は受けるが、必ず戦うとは言っていない。
7.挑発するだけでなく、契約書にはちゃんとサインしてくれ。
8.お金の計算は後回し。行けばわかるさ!

・アントニオ猪木の評判
1.猪木は目立つつもりがなくても、目立つ。
2.結果しか見ない評論家から、猪木は目立ちたがり屋と言われる。
3.猪木が目立ちたがり屋かどうかに関係なく、目立ちたがり屋と評される。

・ドラゴン藤波の無矛盾性
1.藤波は超善人である。
2.超善人は観念的でない。
3.観念的でない善人は、相手に応じた気遣いをする。
4.思いやりは時として矛盾する。
5.矛盾した言動は他人に理解されない。
6.他人に理解されなくとも藤波の内面では矛盾は全くない。

・ジャイアント馬場の口実
1.プロレスはプロレスである。
2.全日は全日である。
3.全日は新日ではない。
4.馬場は全日のレスラーであり、猪木は新日のレスラーである。
5.よって、馬場と猪木は戦えない。

・アントニオ猪木の反論
1.プロレスは最強の格闘技である。
2.新日は最強のプロレス団体である。
3.全日はプロレス団体である。
4.1は異種格闘技戦で証明したが、2は証明できていない。
5.よって、俺の挑戦を受けろ!


 
2 格闘技編

・筋力トレーニングの原則
 過ぎたるは、疲労するが如し。

・トレーニングの原則
 トレーニングに、インスタント食品はない。
 インスタント食品と思われるものがあっても、必ず毒入りである。

・膠着の理論
1.技術が進めば膠着する。
2.実力差があれば、膠着しない。
3.実力差がなくとも、トーナメントであれば、差は開く。
4.強豪ばかり集めるPRIDEは、膠着しやすい。
5.PRIDEが安泰のうちは、K−1は安泰。 6.K−1が安泰だからといって、PRIDEが安泰とは限らない。   3 総合格闘技編 ・プロレスファンの期待と憂鬱  期待できそうなレスラーは人気があるので挑戦できない。  期待されていないレスラーに限って挑戦する。  期待できそうなレスラーは大抵弱いが、期待されていないレスラーはさらに弱い。  強いレスラーは、期待に関係なく存在する。しかし、見分けは難しい。 ・ヒクソン戦の真実  負ける可能性があれば、負ける可能性がない相手に負ける。  勝つ可能性があっても、負ける選択肢を選べば、勝つ可能性は限りなく0に近い。 ・船木誠勝の計算ミス  敵を知り、己を知らないならば、ヒクソン戦非危うからず。 ・小川直也の計算ミス  不可能に思えることでも、可能性が0%でなければ、実現可能である。  可能に思えることでも、可能性が100%でなければ、実現しないこともあり得る。 ・小川直也の計算ミス2  挑発すればするほど、逃げる奴もいる。   4 K−1編 ・K−1ワールドグランプリの法則 1.最も多くの評論家が予想した選手は優勝しない。 2.大口を叩く選手は優勝しない。 3.日本人選手に勝った選手は、最低決勝まではいく。 4.K−1ワールドグランプリは、評論家が嫌いである。 5.4は評論家の能力不足が原因ではない。たとえそれが事実であっても。 6.誰も予想できない展開になることは、容易に予想できる。 ・武蔵の世界戦の憂鬱 1.日本人選手に対してのみ、蝶のように舞うことが可能。 2.蜂のようにミドルキックを当てても、倒せない。 3.クリンチに逃げれば、頭突きをくらう。 4.後頭部を向ければ、殴られる。 5.KO勝ちは難しい。 6.判定勝ちもできない。 7.延長戦は気力がもたない。 8.努力しても、非難される運命にある。 結論 上記の点で、武蔵は佐竹を完全に超えていることが証明される。   5 情報編 ・ファンの情報原理  相反する情報が入ってきた場合、自分の信念に合う情報を信じてしまう。 ・マスコミの情報原理  相反する情報が入ってきた場合、売り上げが伸びるスキャンダラスな 情報のみ報道する。 ・スポーツ誌の情報原理  情報に関係なく、情報を拡大して報道する。 ・スポーツ誌のマニア流読書術  タイトルに?がついている記事は、フィクションと考え、割り切って読む。 ・マニアの情報原理  相反する情報が入ってきた場合、両方信じてしまう。 ・マニアの情報原理2  どんなにくだらない情報でも、誰も知らないような怪しげな情報は 貴重である。